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2008/08/29 (Fri) 05:38
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今回のポートランド訪問は旦那の祖母の米寿祝いだったわけですが、もう年なので何も物は欲しくないという本人の意向により物のプレゼントではなく、義理父提案の「俳句プレゼント」となりました。つまり、こうです。おばあちゃんにまつわるエピソードを盛り込んだ俳句を考えて、招待客が一人一人読み上げ、あとで本にしてプレゼントする。俳句。。。5・7・5のあれです。でも、
英語!!
なんです。
英語だと例えばこんな風になります。
What are you thinking?
これで5.つまり音節で数えるわけです。
これは英語が第2言語の私にとーっても不利です!!(って別に勝負するわけじゃないんですが。)いやー、考えました。日本語でも難しいのに、英語だよ。そりゃーみんなは顔は日本人だけど、頭はアメリカ人だから簡単だわさ。私はコテコテの日本人だからね。
そう考えたら、ちゃんとした日本語のリズムで5・7・5を聞かせてあげたくなりました。オリジナルの俳句のよさをわかっていただこう!日本人魂が疼きます。
そして、日系人の皆さんは誰も「米寿」という言葉も、なぜ88歳でお祝いなのかも知らないだろうと、前説も加えることに。
親族のみなさんが続々と考えた俳句を披露。中には4つとか考えてきた人も。読み上げながらウルウルしている孫までいる。さて、私の番。う〜、緊張。果たして私の英語の俳句が通じるのか。
まずは解説から。お祝いする理由を知ってる人〜と聞いたら、やはり「しーん」。一人だけ「はい、はい、私知ってるわ!」と手をあげたお方が。ダイアンさんという白人の奥さんでした。なんとネットで調べてきたんだそうだ。感心、感心。そこで、その他の皆さんに「米寿」「八十八」と書いた紙を見せて、これこれこういうわけでお祝いするんです、と説明。「だから、88歳はこれからもっともっと広がる人生をお祝いするんですよ」といったら「おおー!」とみんな感動していた。よかったー。
そして、ついに私の俳句ご披露。
Handball Sushi
Eighty-eight-year-old Grandma's
Tenderheartedness
これは日本語にするとこうなる。(もちろん、これも読み上げた。)
手まり寿司
米寿の祖母の
温かさ
実は英語のほうは4・8・5と字足らずと字余りでお恥ずかしいのですが(しかも季語も入っておりません)、他の人も結構適当にやっていたので、ご愛嬌ということで。。。
日本語のほうから考えたもので。
意味としては、いつも私がオレゴンにいくと、私が食べたいだろうと、このおばあちゃん手まり寿司を握ってくれてごちそうしてくれるのです。 なので、いつも感激していたのです。それなのに、「本当は寿司ってこんな形じゃないわよね。へたくそなのよ。ごめんなさいね。」とまで誤ってくれるのです。「いいえ、手まり寿司っていってそういうお寿司もあるんですよ。」というのですが、オーセンティック・ジャパニーズの私に出すお寿司としては恥ずかしいと思っている様子。そこで、いつもの感謝を込めてこの俳句にしました。
さて、読み終わったあとのみなさんの反応は。。。
しーーーーーん。
あ、あの、発音わるかったでしょうか。
単語の選び方自然じゃないとか。
当然、日本人だから複数考えてきてると期待して次の俳句を待っている?
日本人なのに字余り・字足らずとは何事か、とがっくり?
それとも前説が長すぎて、肝心の俳句が霞んだ??
とにかく、その沈黙に耐えられなかったので、即次の人の番へ回しました。
俳句がすべて終わったあとでみんなから「解説ありがとう。いつもお祝いしてきたけど、なぜなのか知らなかったよ。やっとわかった。」といってもらえて嬉しかったです。ほっ。俳句は「?」な出来だったかもしれないけど、とりあえず終わってよかった。おばあちゃんにも「どうもありがとう。88歳はとてもいい年だってわかって嬉しかったわ」とコメントもいただき、良かった、良かった。
レストランの一室を貸し切ってやったこのパーティ。88年の人生を振り返るスライドショーやクイズをやって、とても楽しく終わりました。
長いパーティに耐え切れなくなったうちの次男Mとその従妹のMちゃん。
レストランの外の水車を見学してご機嫌。





沿道の人はみんな椅子に座ってみていた人たちも立ち上がって、大きく拍手をし、そしてまたサンキューの連呼です。
まるで凱旋行進かのように、堂々と歩いていく軍人さんたち、そして国を守ってくれている人たちに敬意を表す人々を見ていて、なんだかじ〜んときました。じ〜ん、というのは泣くとかじゃなくて、感動というのとも違い、説明するのが難しいのですが、ある種の感慨とでもいいましょうか。
戦争のない国に生まれた私が、戦争のある(戦争をいつもしている)国に来て、実際に戦地へ行った人をこんなに間近に見るというのは初めてだったのです。テレビのニュースだけで見ている感覚とは違い、戦いを体験してきた人が目の前を歩いていく、そしてそれを拍手で迎える国民が隣にいる、という現実感というのでしょうか。平和なアメリカにいると日ごろ戦いが彼地で行われているという感覚が全く沸きません。ほとんど対岸の火事です。それがいきなり目の前に持ってこられたというか、やはり「戦い」は現実に今起きていることなんだ、と思い知らされたというか。不思議なじ〜んでした。
今年同僚(女性)の息子さんが高校卒業後即アーミーに入隊。訓練が終わったと思ったらすぐイラクへ派遣されることになりました。高校時代の恋人と先週末小さな結婚式を挙げ、もうすぐ出発です。同僚はあまり素直に喜べない、どっちかというと悲しい、とこぼしていた結婚式。戦地へ出発=戦死と決まったわけじゃありませんが、いつも最悪のことを考えてしまいますよね。考えられますか?自分の息子がこうなるなんて。日本にいたら確率はとても低いですが、こういうのアメリカでは結構周りであることなので、こういうことで未だに「アメリカだよな〜」と考えてしまう私です。
ブッシュよ、お願いだから徴兵制度始めないでくれ。息子を戦争なんかに出したくないよ、私は。
Author:♪め・る・も♪
このブログに慣れるまではかなり時間かかりそうだけれど、がんばりま〜す
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